長い自粛生活でストレスが溜まりがちな毎日。
ビジュアルから行動、全てがかわいい猫。そんな猫の本で癒されてみませんか?
猫好きな私が、猫好きな方におすすめのエッセイ本を紹介します。
Contents
幸せになりたければ ねこと暮らしなさい|樺木宏
ねこと暮らすと人生をよりよくする「ねこ啓発」になる。
書店で目次のこの一文を読んで即購入を決意しました。
「ねこ」が人間にとって心身ともに健康にしてくれる理由や、
「ねこ」が人間に与えてくれる幸せについて、また「ねこ」からの学ぶこと等、
様々な角度から猫と暮らすことのメリットや一緒に生きていく上での必要な覚悟を教えてくれる本です。
著者のエピソードに、うちの猫ちゃんもあるある~とニヤニヤしながら読みました。
猫が人間にとって素晴らしい存在であることを再認識させてくれました。
猫と暮らしてて本当に良かったと思える本です。
猫はうれしかったことしか覚えていない|石黒由紀子
「猫は、~」で始まるエッセイ集です。ひとつひとつ短く、とても読みやすいです。
また、ミロコマチコさんの味のあるイラストにも癒されます。
猫は過ぎたことを引きずることなく、嬉しかったことだけを積み上げて生きているそうです。
だから猫のするいたずらを人間が怒ったところで、すぐに忘れてしまうので意味がないのです。
私自身も保護猫と暮らしていますが、愛猫を叱ったことほぼありません。
手足を引っかかれても、夜中にダッシュで体を踏んづけられても、植木の土を掘って掘って部屋中砂だらけになっても、コップの水をひっくり返されても、です。
むしろ植木やコップをここに置いた私が悪いんだと猛省します。笑
気が向いたこと、自分のしたいことしかしない。そんな猫のように生きていきたいと思える本です。
猫と一緒にいるだけで|森下典子
猫好きではない著者、森下さんの家の玄関先で野良猫が5匹の子猫を産んでしまうところから始まります。
最初は乗り気ではなかった森下さん親子が、猫と接するうちに猫にメロメロになり、どんどんかけがえのない存在になっていく様子が描かれています。
文章のところどころから森下さんの猫への愛情が伝わってきて、思わず涙してしまいました。
読んでいてすごく心が温かくなります。
この母猫はきっとこんな森下さんの家をちゃんと選んで子猫を産んだんだろうな~。
【番外編】人生はニャンとかなる|水野敬也・長沼直樹
かわいい猫ちゃんの写真とともに「大切なこと」に関わる偉人のエピソードや偉人の名言が68パターン載っています。
今回は、その様々な名言の中で一押しの2つを紹介します。
①「一日一笑」
「毎日の中で、一番むだに過ごされた日は、笑わなかった日である。」フランスの思想家シャンフォールの言葉です。
笑いは人間が生きていくうえでとても大切なこと。たくさんの笑いのある日々を過ごしていきたいですね。
②「人生のお楽しみは、これからだ!」
KFC創業者のカーネル・サンダースの「なせ引退しないのですかと聞かれたら、私はこう答える。
“じっとしていて錆びつくより、身を粉にしている方が好きなんだ”」という言葉は心に刺さりました。
カーネル・サンダースがKFCを起業したのは65歳の時だったそうです。40代の私もまだまだこれからだ!と奮起されました。
1時間くらいでサクッと読めるので、仕事や勉強途中の息抜きに最適です。